毎回上棟工事の2週間後には気密検査をさせていただいています。
それは断熱の効果を発揮するには気密とセットで考えないと本当の快適は
生まれないからです。
今回は5月末に上棟工事を行ったO様邸です。
2世帯住宅なので建物が大きい分、
隙間処理をする量も多くなり性能を確保することが
難しいのですが今回はどうか?
C=0.20c㎡/㎡ という結果に!
C=1.0以下なら本物の高気密と言われる中で、
0.20はとても良い数値だと思います!
お施主様にも良い報告ができます(^^
家で過ごすことが多くなってきた最近の生活スタイルなら
高気密高断熱は必須と言えるでしょう。
夏涼しく、冬暖かい家にしようと思えば4Cの標準レベルが最低限だと思います。
よくビルダーレベルの性能でリーズナブルに家を建てて、エアコンやヒーターを
利用すれば快適になるといいますが、冬に温められていても熱が外に
逃げていきやすいですし、夏はジワっと窓や壁からすぐに熱が伝わってきます。
全資材・食品が高騰している中、電力会社も電気代を上げるのは
間違いありません。
むしろもう上がっているところもあります。
そうなると身体は快適に過ごせても精神が不快に感じます。
だからと言って壁の中の断熱はリフォームをしない限り見ることも取ることもできません。
だからまずは高気密高断熱について興味を持って知ることが大事だと思います。
気密検査が終わったので、これから床仕上げや壁の工事に入っていきます。
設備も2倍なので今から大変ですが、ミスロスがないようにがんばります!
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