6月22日はお昼が一番長い日です。いわゆる夏至ですね。
パッシブデザインをする上で欠かすことができない太陽の高度や
位置ですが、ご存知のように太陽の高度が一番高くなるときが
一番暑いときではありません。
実際には今回のように梅雨の影響がありますので、
これからくる7月の梅雨開けごろが一番暑いと思われます。
夏の陽は性能の良い家だとそのまま熱が保温されて
室内がとても暑くになります。
ですから陽を遮る工夫がとても大切です。
岡山県は熱中症になるリスクが非常に高く、
全国で見ても熱中症患者は上位に入ってきます。
特に住宅内で起こっている割合が多く、
いかに不健康な家に住んでいるかが想像できます。
僕が言いたいのは3つです。
①断熱性能を必ずHEAT20のG2レベル Ua値0.46W/㎡k以下にすること。
②気密性能を必ずC値0.50c㎡/㎡以下にすること
③南の大きな窓にシェードなど陽を遮るものを必ず採用
※地域区分で言うと6地域の場合
温暖化がこれからもっとひどくなることを考えると、
家を建てるなら必ずこの3つを採用してください。
もっというとエアコンは弱運転のまま室内を30℃に
保つようにすることが望ましいです。
エアコンは冷房にかかるエネルギー使用が暖房に比べ小さくて済むので
オススメです!
さらに「建て得バリューE」を採用すると電気代も相殺され、
身体も心も快適に過ごすことが可能です!
ちなみに夏暑い時の僕の家の1階と2階との温度差は3.5℃です。
皆さんも熱中症にならない家づくりをしていきましょうね!
タグ|お知らせ,