寒い日々が続きますが、みなさん暖かく過ごされていますか?
高断熱の家に住むと温められた熱が逃げにくくなるのは
ご存知かと思いますが、気密については隙間を無くすことで
暖かく感じるのかは生活の中でイメージをしませんよね。
気密性能が悪いと隙間風を感じるといわれますが、
もしこのブログをご覧いただいている方が現在アパートに
住んでいるなら以下のところに手をかざすか顔を近づけてみてください。
①コンセント・スイッチ
②玄関ドアや窓の端っこ
③収納の中
④トイレなどの換気扇
コンセントはよく隙間風が入ると聞きます。
隙間風が入るほとんどは断熱の充填が基準通り施工できていない場合や、
経年劣化や構造材の乾燥や歪みによる隙間の発生、適切な気密処理が
できていない場合に発生する、若しくは室内と壁内との温度差による
気圧の影響も可能性はあります。
どちらにしても冬季に風を感じることは電気代はもちろん
体にとっても良くないので、新築を考える場合には気密を確保された
家を建てるのが正解です。
断熱とセットで性能を上げることが最も効果的です。
今回は先日棟上げ工事をおこないましたO様邸で気密検査を行いました。
気密性能を確保することは義務になっておらず、性能値は各社によって
ピンからキリまであります。約10年ほど前には基準はありましたが、
無くなってしまいました。ちなみに気密性能はC=5.0c㎡/㎡以下で
あれば高気密とよんでもよいとされていました。
実際に現在の新築では何も考えなくても2c㎡/㎡以下にはなるそうですが、
今回の性能値はC=0.23c㎡/㎡!
最近0.20前後の数値が平均となってきました!
この気密処理は完成してからでは工事を行うことができません。
だから上棟工事から約2週間は気密処理班(爆破処理班みたい)が
隙間という隙間を塞いでいきます。大工さんも工事を進めるので時間との勝負!
お隣さんも棟上げ工事を行って現場が活気づいてきました。
まだまだ4月まで工事が続きますが引き続きご近所様のご協力も得ながら
完成まで何事もなく終えるように努めます。
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