家を建てる時に工務店によって施工の方法は様々です。
基本的にお客様は完成見学会などを通じて工務店の家づくりを知ることが
ほとんどだと思うんです。
しかし、実際に自分が建てた若しくはこれから建てる家はどんな方法で
施工されているかは工務店さん任せが多いかと思います。
もちろん技術の高い工務店や大工さんであれば何も問題なくお願いできますが
実際どんな方法で家づくりをされているかは見ないとわかりません。
例えば当社では壁施工を禁止にしているグラスウールを壁の断熱材として
採用されている工務店さんの場合、最近の若いお客様だと共働きで
お忙しいので現場に行くことがあまりないと思います。
そうすると結局壁の中ってどう施工されているかわからないですよね。
例えば写真で見る通り、外の光が通っているようにうまく断熱材が
入っていなかったり、電気配線スイッチの周りも連続して断熱材が
入っていなかったり、防湿層が連続して張られていない場合があります。
これは一例ですが完成してからでは確認することができない部分って
結構ありまして、しっかり施工されていないケースが意外と多いものです。
4Cではそんな施工をしないように協力業者さんと連携をとって
4Cの標準の施工方法を学んでいただいています。
性能を担保するということもありますが、やっぱりお客様の家づくりを
大切に考えたい想いで仕事をしています。
先日は4Cの標準施工をわかりやすく文章や数値化、図面化して
家づくりのメインとなる協力業者さんへの打合せを行いました!
これから家を建てるお客様は「御社の標準施工方法はありますか?」と
聞いてみてください。そこで図面や手引き書などが出ずに
言葉だけの説明なら家づくりの候補の中から外しても良いかもしれません。
タグ|お知らせ,