7月もあっという間に終わってしまいました。
梅雨入りは遅く、そして明けるのは早い。
雨が降らないのは動きやすいのですが、今度はめちゃくちゃ暑い・・・。
身の危険を感じる暑さとはこのことですね。
熱中症には十分気を付けてください。
熱中症と言えばこんなニュースがありました。
「熱中症は住宅内で起こることが一番多い」
最近熱中症で病院に運ばれるニュースを目にしますが、
実は熱中症の41%は住宅内で起こっています!!
特に量産されている軽量鉄骨住宅は最も危険な住環境になっています。
夏涼しく、冬暖かい家づくりをしたいと思うのはこの日本では当たり前。
なのに多く作られている軽量鉄骨メーカーの家は室内側に鉄骨の素地が
見えるおさまりになっていて、熱を室内に伝えやすい作りになっています。
そうなるとエアコンを運転しても涼しくならない、また夜に熱が溜まる
ことで寝ているときに熱中症になるケースもあります。
鉄は木材よりも700倍の熱を伝えやすいことは知っていましたか?
また気密性能も良くありませんので余計に空調機器の効率は悪くなります。
壁の中で激しい温度変化があれば自ずと壁の中が結露を起こしているでしょうね。
「壁体内結露」とよばれる現象で、住宅で一番危険な現象と解釈しています。
壁内が結露するとカビが発生する。その胞子が家全体をまわる。
さらに構造材を腐らす原因にもつながります。
この現象は一つも良いことがありません。
住宅内は意外と危険が多く潜んでいます。そのリスクをいかに小さくするかは
工務店や住宅選びからすでに始まっていると言えるでしょう!
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