松尾浩志の「住まいはここから☆」

2018年06月20日

快適な暮らしとは


お知らせ

昨日はワールドカップ、サッカー日本代表の試合がありました。

みなさんはご覧になりましたか?

もちろん僕は見ました!奥さんと一緒にテレビにくぎ付けになってしまいました。

次戦は24日曜日ですね。とっても楽しみです!

さて今日のお話は「快適」についてみなさんと考えていきたいと思っています。

家を考えるどの人も「快適な家に住みたい」と思います。

快適とは何でしょう。これははっきりとした答えがないと思っています。

今回は僕が考える快適をご紹介します。

当社では高気密・高断熱の家を積極的に推奨しております。

ですが、高気密・高断熱だけでは快適な家づくりはできないとも思っています。

たしかに高気密・高断熱にすれば、エアコンの効きが良くなったり、

暖かいと感じるかもしれません。

しかし、断熱材は熱源ではありませんので、必ず何かで温めています。

ちなみに高気密(C値0.5ぐらい)の家で灯油ヒーターは使用していませんよね?

もしいつも灯油ヒーターをご使用ならあまりオススメはしません。

排気されるガスが家に残って気分が悪くなるケースが多いからです。

暖房した後に窓を開ければ全く問題ありません!

最近では24時間換気システムも義務付けられているので、

人体にも大きな影響はないと思います。(ずっと回していれば)

でもそれってもったいなくないですか?

 

当社はパッシブデザインという設計手法をもとに家を建てています。

できるだけお日様の力で室内の温度を上げていこうという考えです。

家を建てるとき、LDKの窓はどの方角にあった方が良いと思いますか?

ご存知、南ですね。

南にLDKがふれるのであれば、0度になるように配置計画を行います。

土地や周辺環境によってどうしてもできない場合もあります。

そのときは30度以内にすることが大事です。

よく土地の形状に合わせた家を建てる工務店やメーカーが

いますが、お客様のことを思っていないですね。

室温による快適な家づくりは検討していないということです。

お引渡しをしたお施主様宅で2016年3月の寒いときに温湿度計で

LDKを計測しました!

すると外が0度に近くても室内は15℃以上でした。

これは高気密高断熱にしているだけでなく、上手くエアコンを使い分けながら、

太陽が昇っているときに十分LDKに日を入れていたことが大きく影響しています。

実際にどのくらいの熱が窓から入ってきているのかも計算によってわかります。

室内の温度が15℃になると人は寒いと感じない方が90%に増加します。

逆に10℃だと3人に1人が寒いと感じるというデータがあります。

たった5℃ですが、この5℃上昇させることが難しいんです。

今度は夏の快適についてアップしたいと思います!



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